静岡県社会就労センター協議会(静岡県SELP協)について

一般社団法人静岡県社会就労センター協議会は、県内の障がい者の働く施設を利用される心身に障害を持つ人たちの自立と社会参加を支援する団体です。障がい者が地域で自立生活できる社会の実現を図るため、障がい者の自立生活に関する就労支援や就労支援施設の生産活動活性化事業を行い、障害者福祉の増進に寄与することを目的とし、次の事業を行っています。

(1) 特定非営利活動に係る事業

  1.  障害者の就労支援事業
  2.  障害者の製品の普及・啓発事業
  3.  授産業務の受注・斡旋事業
  4.  授産製品の研究・開発事業
  5.  障害者の作業の場と情報提供事業
  6.  社会福祉等に係わる者、ボランティアの啓発研修事業
  7.  その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

(2) その他の事業

  1. イベントなどの実施事業
  2.  各種講座への講師派遣事業
  3.  文化、芸術又はレクリエーションの振興を図る事業

一般社団法人 静岡県社会就労センター協議会

  1. 会員:正会員、準会員、賛助会員
    就労継続支援A型事業、就労継続支援B型事業、就労移行支援事業、生活介助事業、自立訓練事業(生活訓練)、自立訓練事業(機能訓練)、地域活動支援センター
  2. 役員:顧問、理事長1名、副理事長3名、理事5名、監事2名
  3. 委員会:総務委員会、研修委員会、事業推進委員会、企画渉外委員会

事業概要

社会就労センター協議会の組織

障害などの理由により、一般企業に雇用されることが難しい人たちが、リハビリや職業訓練も兼ね「働く場」として利用する社会福祉施設を社会就労センター(就労支援事業所)/SELP(セルプ)といい、これらの施設は、全国に約2,900か所あり、約9万人の人たちが利用しています。
一般社団法人静岡県社会就労センター協議会は、全国の約1700施設が加盟する全国社会就労センター協議会の都道府県組織として活動をしており、下記のとおり、全国およびブロックの都道府県社会就労センター協議会とのネットワークを活用しながら、情報収集をはじめ、社会的就労支援を中心に、障害のある方のニーズを踏まえ、「働く・くらす」の支援をしています。

参考/全国社会就労センター協議会とは

全国社会就労センター協議会は、昭和52年に全国の障害者の働く施設(旧法授産施設)関係者が大同団結して結成された組織で、社会福祉法人全国社会福祉協議会に事務局を置いています。全国の約1,700施設・事業所が全国社会就労センター協議会に加盟しています。そして全国7つのブロック(北海道、東北、関東・甲信越、東海北陸、近畿、中国四国、九州)と、47都道府県中46ヶ所に地方組織が作られていて、各会員施設はそれぞれのブロック組織、都道府県組織に所属しています。

全国社会就労センター協議会は、これらの会員施設・事業所およびブロック・都道府県社会就労センター協議会とのネットワークを軸に、厚生労働省や国会等への社会就労センター関係制度の充実や制度改善・予算に関する要望活動を行っています。また、社会就労センターのあり方の検討をはじめとする委員会活動や社会就労センターの職員や事業の向上を目指して各種大会・研修会の実施や調査活動を行っています。働く障害者の工賃等のアップを目的として、社会就労センターのPR等を行っています。

SELPとは

セルプとは、英語のSelf-Help『自助自立』から作られた造語です。障害者などハンディを持つ人たちを取り巻く現在の社会環境は、必ずしも満足できるものではありません。その中でも、自分なりの働き方で社会に貢献しながら自分たちの生活を作り出す『自立』を支援することが、私たちの最大の目的です。